医療期間でのレーザー脱毛を行うと、施術が1度で終わるわけではなく、施術が完了するまで早くて半年、人によっては1年や3年ほどの期間が必要となってきます。これは、「毛周期」が大きく関係しています
毛周期とは、発育期から休止期までの身体の体毛が生まれ変わるサイクルのことをいいます。
・発育期→毛の成長期。(レーザーにもっとも良く反応します。)
・退行期→毛の成長が止まる。
・休止期→毛が抜け落ちる(レーザーにあまり反応しません。)
毛のメラニンを通じて処理していく脱毛は、毛穴に毛がないことには脱毛できません。
よって抜け落ちている時期、抜毛してしまった、毛の色素がない箇所(白毛)には反応しない、効果がないのです。
この毛周期のサイクルに合わせて施術のスケジュールを立てることとなります。 しっかりと脱毛の効果を実感するためには、毛周期に合わせた施術をすることがポイントなのです。
自分の体毛が成長期かどうかを、厳密に見極めることは難しいとされています。毛周期には個人差があり、その期間にもばらつきがあるためです。また、同じ人でも部位によって毛周期は異なり、毛包(毛根全体を包む組織)が毛周期のどの状態にあるかは毛包ごとに異なるので、数回のレーザー照射が必要となります。
男女、それぞれ毛量によって変動はありますが、
・体は6週間〜8週間を目安に8〜10回
・顔は4週間〜6週間を目安に12回〜14回
行った方がより効果が持続します。